| Fighting Fantasyシリーズ
1982年にスティーブ・ジャクソンとイアン・リビングストンが共同執筆した(前半をS・ジャクソンが、後半をI・リビングストンが担当したらしい。意外だ・・・逆だろ!?)「火吹き山の魔法使い」は全世界でベストセラーを記録し、ここにFighting
Fantasyシリーズがゲームブックというジャンルごと誕生する。
それぞれの作品に対する詳しい解説・批評は安田均の「ゲームブックの愉しみ方」と言う本で詳しく述べられている。元々ウォーロックに連載していたが、すごくレヴェルの高い内容で感心してしまう。とはいえ、「タイタン」や「モンスター事典」もゲームブックである、という先生の説には賛成しかねるが。
個人的なランキングをつけるとしたら
1位 サソリ沼の迷路 87点
GURPSでおなじみのスティーブ・ジャクソン(米)が作者。珍しく双方向で移動でき、善・悪・中立という古典的分類によるマルチミッションが特徴。こんなに魅力的なキャラクタが揃っている洋モノも珍しい。もちろんゲームも抜群の出来だ。
2位 地獄の館 86点
著者S・ジャクソン。とにかく死ぬ。すぐに死ぬ。恐怖点で死ぬ。技術点6のゾンビに殺される。でも面白い。死ねば死ぬほど挑戦意欲をかき立てられる傑作。
3位 盗賊都市 74点
著者I・リビングストン(おお、綺麗に3人並んだ)。この作品を皮切りにシリーズの背景世界「タイタン」が、ちょっとずつ語られるようになる。アズール卿がかっこいい。
4位 サイボーグを倒せ 73点
S・ジャクソンの現代SFモノ。今見るとかなりレトロな感じだが、随所で結構笑えるので全然OK。しかしこの人はFFシリーズにおける400パラグラフリミットを完全に無視してるな・・・。
5位 最後の戦士 70点
「タイタン」の編集者マーク・ガスコインが作者。いきなり表紙でリザードマンがプテラノドンに乗って空飛んでます。リザードマン帝国の侵略から祖国を救うという派手なストーリー、ハリウッドっぽい展開になにも考えずに楽しめる。
ってとこかな。ちなみにシリーズ全部をプレイしたわけではないのであしからず。でもこの5冊はおすすめっすよ。あと全般的に、カヴァーアートが立派な割に、挿し絵のイラストは最低。
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